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人物撮影(ポートレート)で全身を写すのはあまりお勧めできない理由とは?
全身を写すのはその人物がどこにいるのか、どんな状況なのかを説明するような写真としての立ち位置だと思います。背景の情報も多く印象的にはなりにくい写真です。
全身を写すために引きで撮影するため、表情などもわかりずらくなります。よく、観光地でとる写真でオブジェが大きくそれを入れるために人物が小さく写ってしまう。
このような、写真を撮ったことも見たこともありますよね?こういう写真は自分たちがどこに行ったのかを記念などで残すタイプですので、先ほどお伝えしたようなその人物がどこにいるのかという状況説明写真になるので、印象的な写真とするのは難しいのです。
近すぎず、遠すぎずで動きのある写真を撮れるのは?
ニーショットは写したい人物の動きがある、印象的な写真が撮れます!ニーショットの「ニー」とはひざです。ひざより上を撮影するのです!
なぜ動きのあると書いてるのかというと人によって解釈の違いはあるかもしれませんが、実際に動作があるものを収めていることと、このくらいの近さのショットは背景もそれなりに写るので画に動きを感じられるのです。
ちなみに、ウエストショットもニーショットと同様と考えて構いません。ウエストショットの場合は人物の頭部が少し欠けた撮影になることもありますが、それはそれで、小顔効果もあるので良しとします。
このような撮影をすることで、印象的な写真も撮れるようになってきますので、色々と試してみてください!
バストアップ写真は真正面からの撮影は工夫が必要、無表情はダメ!!
バストアップでの写真はかなりアップでの撮影になるので、真正面からの撮影だと履歴書の証明写真のようになってしまいます。このことから次のような工夫が必要になってきます。
少し顔を横に向けてもらい、目線だけカメラを見てもらうなど目線をもらう、顔を少し傾ける、手を口あたりにかざしてもらいアップで大きく写る顔を小顔に見せるようにするなどです!
バストアップでの写真は結婚式などで自然と笑顔になっている状況、うれし涙などイベントでの場合は良い表情が撮影できることがありますが、ポートレートを撮影とするとなると顔がこわばってしまうことがあります。
無表情、緊張の顔を撮影したいわけではありませんので、カメラマンとモデルになる人のコミュニケーション、または信頼関係が重要です!
コミュニケーション能力は簡単に身につくものではありませんが、印象的な写真が撮れるように努力してみましょう!
人物が入っている写真はスナップ写真だとしても気を抜かない!
3人程度のスナップ写真を撮影する場合も気を抜かないで撮影するとよいですね。1人のモデルを撮影するときはあえて横に空間を空けて撮影してもいいですが、人間というのは縦に長い動物ですので、写真の位置は縦位置で撮影する方が良いことも多々あります。
3人程度の人を撮影する場合は横位置で撮影するほうがシックリきます。3人だからと油断することなく、表情、背景、光の位置などに注意して撮影することで、印象的な素敵な写真が撮影できるので、普段から意識して撮影することをお勧めします。
まとめ
人物の撮影は難しいですし、簡単には印象的なキレイな写真は撮影できないかもしれません。その場合は背景をぼかしてみたり、できることからやって実践してみるのが印象的な素敵な写真を撮る方法です。
人物の印象的な写真を撮影するには、風景や料理などの写真にも言えますが、普段から失敗を恐れず撮影することです。やはり繰り返し撮影することで良い写真が撮れるようになります。
幸い、フィルムカメラと違い、今は不要なデータは削除できる時代ですので、どんどんシャッターを押して印象的な良い写真が撮れるようにしましょう!!
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